U字手刀回し（ドアレバー用）

本品はドアの両側用（ドアの表と裏）の2個セットです。

セット内容

• 本体×2個（ドアの表と裏）
• 部品：ネジ×８本、ナット×８個、袋ナット×８個
• 使い方シート×４枚、　注意シート×２枚
  ※取付け前に、梱包内容が全てそろっているか、ご確認ください。

取付けに必要な工具

• プラスドライバー（大）（電動ドライバー不可）
  ネジを確実に締め付けられるよう、大きめな持ち手のプラスドライバーを使用してください。

• 必要に応じて別途用意する材料
  ビニールテープ※１、潤滑スプレー※２
  ※１ ビニールテープは、本品とドアノブの隙間を埋めたり、滑り止めのために使用します。
  ※２ 潤滑スプレーは、ドアノブの動きをスムーズにするために使用します。

• ドアの開く向き
  本品は左開きと右開き兼用です。

取付可能なドア

取付け可能なドアの条件に適合しない場合は、本品を使用しないでください。

• ドアの設置場所　屋内（浴室を除く）
• ドアノブ適合サイズ

鍵付きドアノブの場合、鍵の抜き差しがしにくくなることがあります。

Ｕ字手刀回し（ドアノブ用） 取扱説明書

ご使用の前に、この取扱説明書をよくお読みの上、正しく安全にお使いください。
また、お読みになられた後は、いつでもご覧になれるよう大切に保管してください。
施工業者の方は、本書を必ずご施主様へお渡しください。

お使いになる前に

• 使用する前に、必ず本品の各部に異常がないことを確認してください。破損・変形などの異常を確認した場合は使用しないでください。
• 使用する前に、必ずドアノブに異常がないことを確認してください。

使用上のお願い

• 本品はドアノブ用補助器具です。それ以外の目的には使用しないでください。
• 本品は屋内専用です。屋外では使用しないでください。また、浴室などの湿気の多い場所には取付けないでください。
• 鉄扉などの重いドアには使用しないでください。
• 本品は感染症を完全に防ぐものではありません。定期的に消毒をしてください。
• 衣服、カバンなどの引っかかりに注意してください。転倒したりケガをする恐れがあります。
• 本品やドアノブに無理な荷重をかけたり、ぶら下がったり、物を掛けたりしないでください。変形や破損の原因となります。
• ネジが緩んだ状態での使用はおやめください。
• お子様がドア付近で遊ばないように保護者はご注意ください。
• ドアを勢いよく開閉しないでください。周囲の人のケガや、変形・破損の原因となります。
• 手首につけているアクセサリーや時計などを操作部でこすらないよう、やさしく操作してください。
• 火のそばや直射日光が当たり高温になる場所では使用しないでください。変色・劣化の恐れがあります。
• ガタつきや破損などが発生した場合は、修理・改造をせず、ただちに使用を中止してください。

お手入れについて

• 水で湿らせた布などで汚れをやさしく拭き取ってください。汚れがひどい場合は中性洗剤を含ませた布などで汚れを落としてから、乾いた布などで水分や洗剤が残らないよう十分に拭き取ってください。
• 中性洗剤以外の洗剤・漂白剤・ベンジン・シンナーなどは使用しないでください。変色の原因となります。
• 金属タワシや磨き粉を使用しないでください。キズがつく原因となります。
• ネジは使用頻度に応じて緩みが生じる場合があります。定期的にネジを締めなおしてください。
• ドアノブにガタつきなどの異常が発生していないか定期的に確認してください。ガタつきなどの異常のある場合は本品を取外してください。
• 薬液消毒・除菌を行う場合は、各製品の使用方法に従ってお使いください。
• ドアノブやドア内部の部品が油切れしていると、ドアノブの動きが悪くなる場合があります。部品接触部分に潤滑スプレーで注油し、動きがスムーズになるようにしてください。（注油方法参照）注油後は、油がなじむまで時間がかかります。時間が経っても動きがスムーズにならない場合は、各ドアノブメーカーの取扱方法に従ってドアノブを取外し、内部の部品接触部分に直接注油を行ってください。
• 廃棄する際は、各自治体の指示に従ってください。

■注油方法
注油①　ドアノブと台座の接触部分 ドアノブを繰り返し左右に回しながら、接触部分に油がよく行き渡るように注油してください。ドア両側のドアノブに注油を行ってください。
注油②　ドア内部の部品接触部分　ドアノブを回して、ラッチボルトを押し込みます。ラッチボルトの隙間から、潤滑スプレーのノズルを、ドアノブの軸に向かって奥まで差し込みます。ドアノブを繰り返し左右に回しながら、ドアノブの軸やその周辺の部品接触部分に油がよく行き渡るように注油します。ドアノブの構造上、ノズルの方向が定まりにくいため、ノズルの差し込む方向を調整するなどして注油方法を工夫してください。

Ｕ字手刀回し（ドアノブ用） 取付説明書

取付け前に、必ず取付説明書をよくお読みの上、正しく取付けてください。

取付ける前に

• 取付け前に、必ず本品の各部に異常がないことを確認してください。
• 取付け前に、必ずドアノブに異常がないことを確認してください。破損・変形などの異常を確認した場合は取付けないでください。
• 取付けが難しいと感じた場合は、施工業者の方に依頼してください。

取付け上のお願い

• 周囲の人に注意して、取付けてください。
• 取付け部が滑りやすい場合は、ドアノブのほこりや油分などの汚れをきれいに拭き取ってから取付けてください。または、ドアノブに滑り止めになるようビニールテープを巻いた上から取付けてください。
• 取付け後は、操作部を動かし、取付け部が確実に固定されていることを必ず確認してください。

■本体の種類とドアの開く向き（表１）

ドアの開く向きと、ドアを引く側・押す側に対応する本体の種類を確認の上、正しく取付けてください。

（表１）

■各部名称（図１）

■取付け部詳細（図２）

取付け位置

❶図３①：取付け部のツメを、ドアノブの先端側に向けて、ドアノブの先端で合わせて取付けます。ドアノブの先端で取付けがしにくい場合は、取付け部の位置を調整します。
図３②：中央が太いノブは、中央を取付け部で挟むようにして取付けてください。
図３③：根元の太いノブは、根元を取付け部で挟むようにして取付けてください。取付け部が安定する位置で取付けてください。
取付け部が台座に接触しないよう注意してください。

（図３）ドアノブを横から見た時の取付け部の様子

※ドアノブと取付け部に隙間があく場合は、ドアノブにビニールテープを巻いて隙間を埋め、その上から取付けてください。

❷操作部が30°程度の角度になるよう、取付けます。（図４）
操作部を下げた際にドア枠に当たる場合は、角度を調整してください。

（図４）

取付け方

①取付け部をドアノブに合わせます。
②ツメの位置と操作部の角度を確定します。
③ナットをナット穴に入れます。
③ネジをネジ穴に差し込みます。
④プラスドライバーで4箇所のネジを確実に締め付けます。ネジ4箇所は、❶❷❸❹の順番で複数回にわけて少しずつ締め付け、各ネジに均一な力がかかるように締めてください。
⑤ネジの飛び出した部分に袋ナットをかぶせます。

（図５）

（図６）


• ネジを締め付けすぎると、本品が破損することがあります。適度な力で締め付けてください。締めすぎにより、図6のように取付け部が変形した状態（ⒶとⒷの距離の差が2ｍｍ以上になる）で固定すると、変形・破損の原因となります。
• ドアを開けた際に操作部が壁に当たる場合は、壁にクッション材を取付けてください。または、当たらないよう戸当たりなどを取付けてください。
• 操作部を下げた際にドアノブが元の位置に戻りにくい場合は、取扱説明書の「お手入れ」の注油方法を参照してください。

使い方シートの取付方法

初めて本品を使用する人でも、操作できるようにするためのシートです。

■シートの種類とドアの開く向き（表２）

ドアの開く向きと、ドアを引く側・押す側に対応するシートの種類を確認の上、正しく取付けてください。

（表２）

※注意シートは、ドアの両面とも共通の内容です。左開き右開き兼用となります。

取付け例

■シートを直接ドアなどに貼る場合
シートを貼る前に、貼る場所を布で拭き取るなどしてきれいにしてから、市販のテープなどで見やすい位置に貼り付けてください。

■シートをドアノブや市販のフックに掛ける場合
シートに2箇所穴を開けてひもを通し、ドアノブなどにかけてください。

お手入れ方法

柔らかい布に水を含ませて拭いてください。

※使い方シートデータおよび注意シートデータ、ダウンロードについて

• シートを紛失またはシートのサイズを変更したい場合は、下記のシートデータをダウンロードの上印刷し、使用してください。

ダウンロードデータ

マニュアルおよび使い方シートをPDFファイルでダウンロードすることができます。
PDFファイルのご利用につきましては、AdobeReaderが必要です。